January 19,2023 VIDEO

「エコプロ2022」HIGHLACT®スペシャル動画 #2
メンズファッションインフルエンサーMB/エムビー氏登壇!
MBさんと語る「サステナブルファッションの未来」


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オシャレをあきらめずに、日常の生活をそのままに
全く意識せずにエコを実現できる、そんな未来を実現させたい

HIGHLACT®スペシャル動画第二弾は、メンズファッションインフルエンサーのMB/エムビー氏とハイケムの高裕一のトークショーの様子をお届けします。
 
MB/エムビー
ファッションバイヤー/ファッションアドバイザー/ファッションブロガー/作家

 

 
『洋服は“ロジック”で作れる。』を標榜する、メンズファッションインフルエンサー。YouTube登録者数は39万人超で、「服を着るならこんなふうに」「最速でおしゃれに見せる方法」など200万部を超えるベストセラー作家でもある。ユニクロやGUなどを使ったお金をかけない着こなし法を、社会学や人間心理などをベースに論理的に解説する動画などが人気。

ダイジェスト

ファッション業界はサステナブル?
MB:サステナブルという意味では真逆の業界ですね。シーズン毎にガンガン洋服作って半分捨ててしまうみたいな。結局洋服を売るためにはたくさん揃えないと売れない。アパレル業界では「ニッパチの法則」というのがあって、2割が「売れ筋」でたて積みされて売れていく商品で、8割は「死に筋」で見せるだけの商品。「見せ筋」の商品においても、入荷して3カ月で30%OFFとなり、それが終わると、モアセール、ファイナルセールとなり最終的にアウトレットにいって、それでも売れないものは廃棄される。捨てないでタダであげてしまえば、と思うのですが、それはブランディングが許さないわけです。
 
 

MBさんが考えるサステナブルファッションとは?
MB:サステナブルについては、アパレル全体の機運として「考えないとカッコ悪いよな」というところまで来ていると思います。そもそもサステナブルの考え方というのは「価値の創造」だと考えていて、ヨーロッパのハイメゾンが「文化の創造」といった形でどんどん世の中に広げていっている。僕は、それらの価値が降りてきたときにわかりやすく伝えていく役目。でも完全に無視するというわけではなく、僕のオリジナルブランドは全て受注生産で作っていて「廃棄ゼロ」を実現しています。ただ、これは別に廃棄ゼロでサステナブルということを意識してやっているというよりは、受注生産にすると単純に単価を落とせるので、お客様にとっても地球にとっても優しい、という半分は結果論ではあるんですけど。
 
 

「捨ててもいい服」のビジネスモデルとは?
高 裕一:サステナブルの素材って環境に良いのかもしれないけど、高くて普通の価格帯に落としにくい。でも、トウモロコシとかそもそもそういうものから出来ているんだったら、「お客様に手間かけさせないで捨てちゃえばよくない?」と考えたんです。そして、例えばファストファッションぐらいの規模感でサブスクモデルにして、送る分だけ作るというスタイルはどうかと。AI予測などでトレンドを取り入れて、送る分だけ作って、お客様側で廃棄する分のいわゆる在庫を持っていただく形。サブスク型ってほとんど返送してもらう形をとると思うのですが、それだってロジにCO2が発生してしまう。だから「気に入らなかったら捨ててください」という訳です。
 
 

MBさんによるファッションチェック!
MB:サステナブルということをうたって、結局カッコ悪いものができちゃったら本末転倒で、たぶん誰も何も得しないと思うんですよ。サステナブルって「手段の目的化」が一番怖くて、ちゃんとカッコ良いことが前提で、その上サステナブルなんだよっていうのがちゃんと成立していないとアパレルの中で受け入れられるはずがない。
 

高さんのファッションチェックは何点?
90点!
生地感もすごくいいですよね?

 
 

MBさんより最後に一言
MB:サステナブルって「価値の創造」だと思うんですよね。ヨーロッパのハイブランドなんかは、サステナブルが大事なのではなくて、サステナブル自体がカッコ良いんだよっていう価値観をまさに広げようとしている。それを意識しないとダサいっていう、「カッコ良い」「カッコ悪い」といった、まさに美的センスのところの価値観にサステナブルを差し込もうとしているんです。だから、高さんみたいにファブリックの面からこうやって「価値の創造」をしているのって、めちゃくちゃ大事なことだと思います。
 
まだ日本人はピンと来てない人が多いと思うのですが、これから5年、10年かけて少しずつ価値観は変わっていくと思うので、陰ながら応援しています。